「カグラバチ」全話ネタバレまとめ!

「カグラバチ」全話ネタバレまとめ!

今回は「カグラバチ」のあらすじをネタバレ有りで全話まとめてみました。

『カグラバチ(神楽鉢)』は、外薗健が手掛ける作品で、2023年42号より『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の剣戟バトルアクション漫画です。

2025年5月時点で、単行本1〜5巻の累計発行部数は驚異の220万部を突破しています。

その勢いは留まるところを知らず、2024年8月には「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門で堂々の1位を獲得した『カグラバチ』は次代のジャンプを担う話題作として、その名を不動のものとしています。

それではさっそく、『カグラバチ』の最新話までのあらすじを順番にご紹介していきますね♪

目次

カグラバチの全話ネタバレあらすじ!

『カグラバチ』は、復讐に燃える少年・チヒロが、父の形見である妖刀を手に過酷な戦いへと身を投じていく、剣戟バトルアクション漫画です。

本記事では、第1話から最新話までの全話ネタバレあらすじを時系列でわかりやすくまとめました。

各章
  1. 「序章」(1話~2話)
  2. 「vs.双城編」(3話~18話)
  3. 「楽座市編」(19話~44話)
  4. 「所有者暗殺編」(45話~59話)
  5. 「京都編」(60話~)

物語の大きな流れに沿って解説しているので、これまでの展開を振り返りたい方や一気読みしたい方におすすめです!

第1話~第2話「序章」

18年前の戦争と妖刀「六工」
18年前、日本では「斉廷(せいてい)戦争」と呼ばれる大規模な戦争が展開された。

この戦争で大きな役割を果たしたのが、主人公千チヒロの父である刀匠・六平国重(ろくひら くにしげ)の製作した6本の妖刀「六工(ろっこう)」!

妖刀はその強力な力で戦争の勝利に大きく貢献し、国重の名は一躍有名になる。

しかし、戦争が終結すると国重はこれらの妖刀の扱いに慎重となり、妖刀「六工」を結界で守られる隠れ家に隠す。

平穏な日々が終わりを告げる
同時期に生まれた国重の息子、六平千鉱(ろくひら ちひろ)は、幼少の頃から父と共に刀匠を目指していた。

チヒロは父とともに穏やかな生活を送りながら、将来は自らも立派な刀匠となることを夢見ている。

しかし、その平和な日々は突然幕を閉じるのだった。

それは3年前のこと。千鉱が15歳の時、隠れ家の結界が突如として破られる。

侵入してきたのは妖術師集団「毘灼(ひしゃく)」の手の者たちであり、彼らは国重を無慈悲にも殺害し、妖刀「六工」を奪い去った。

この悲劇により、千鉱は愛する父を失い、彼の人生は一変する。

復讐の決意
国重の死を目の当たりにしたチヒロは、人々の妖刀を巡る欲望と奪われた父の刀に込められた思いを強く実感する。

父の仇を討ち、奪われた六工を取り戻すことを決意した千鉱は、国重が遺した最後の刀、七本目の妖刀「淵天(えんてん)」を手に、復讐の旅に出ることを心に誓う。

父の旧友との旅立ち
それからチヒロは父の旧友である柴登吾(しば とうご)とともに各地を巡った。

柴登吾は彼の頼れる師匠として、またチヒロの理解者でもあった。

二人は「毘灼」の情報を求めて旅を続け、反社会的組織を一つずつ潰していくことで、妖刀の手掛かりを探し続ける。

チヒロは、国重が残した七本目の妖刀「淵天」を手に、柴登吾と共に、毘灼の情報を求めて各地を奔走し、反社会的組織を次々に壊滅させていく。

チヒロと柴登吾が、毘灼の情報を得るために潜入した、ある暴力団の抗争現場で、妖術師の力を使った凄惨な光景を目の当たりにする。

妖刀「淵天」の実力
チヒロは柴と共に暴力団のアジトへと乗り込む。

チヒロの腰には二本の刀、一つは通常の刀、もう一つは妖刀「淵天」!

迷いの一切ない冷酷な斬撃で、次々と敵を斬り伏せるチヒロの姿は圧倒的だった。

この妖刀「淵天」には、かつて彼が飼っていた金魚たちの魂(玄力)が宿っている。

黒い金魚「涅(くろ)」が刀に宿る玄力を解放すると、振るわれた刀の軌道に沿って斬撃波が放たれ、瞬時に大勢のヤクザを屠る。

その後、金魚「錦(にしき)」の玄力を発動させ、千鉱の身体能力は極限まで高まり、敵は壊滅状態に追い込まれる。

ボスを追い詰めた千鉱は「毘灼(ひしゃく)」の正体を問い詰める。

毘灼が妖術師の組織と深く関係していることは明らかだが、ボスは怯えながら「毘灼のような化け物に挑むとは正気ではない」と震える声で答えるのだった。

それに対し、チヒロはすでに正気ではなく、復讐心に取り憑かれた存在となって人いたチヒロにとって人を殺すことに一切の迷いを見せない。

その冷酷さと圧倒的な戦闘力、そして妖刀を自在に操る姿は、まさにダークヒーローの象徴だった。

この戦いの過程でチヒロは、毘灼が「六工」を利用して世界を支配しようと企んでいることを知る。

チヒロは、父を殺し、妖刀を奪った毘灼への怒りを燃え上がらせ、奪われた「六工」を取り戻し、父の仇を討つことを改めて誓う。

新たなる旅立ち
この険しい旅路の中で、チヒロは次第に自分自身と向き合うことになります。

チヒロは父の残した刀を振るいながら、父親の夢と意志を継ぐことの重大さを肌で感じていきます。

また、妖刀「淵天」を通じて、戦いにおける力と魔力、そしてその先にある真の目的とは何かを模索し始めます。

カグラバチは、チヒロの父の死から始まった復讐と成長の過程を紡いでいく物語ですが、その道筋の先には未だ多くの謎と危険が待ち受けています。

チヒロのの決意と旅立ちが新たな物語の幕開けとなり、彼自身や周囲の人々の運命を大きく揺り動かしていくことになります。

第3話~第18話「vs.双城編」

妖刀「刳雲(くれぐも)」と運命の出会い
『カグラバチ』双城編(第3話から第18話)では、東京に帰還したチヒロは、情報屋ヒナオから得た情報をもとに、妖刀「刳雲(くれぐも)」の目撃者である孤児のシャルと出会う。

シャルは、妖刀を巡る争いに巻き込まれ命を狙われているとチヒロに訴えかける。

チヒロは、シャルの不安そうな瞳を見つめ、この少女を守ることを決意する。

襲い来る妖術師たちと、明かされる双城の影
シャルの安否を案じるチヒロたちの元に、次々と双城厳一(そうじょう げんいち)率いる妖術師たちが襲い掛かる。

激しい戦闘の中で、チヒロは双城の目的が単なる妖刀の奪取ではないことに気づき始める。

双城は、シャルの持つ特別な力に強い関心を示しており、その目的は、より深淵なものであることが暗示される。

シャルと刳雲の秘密、そして千鉱の決意
シャルとの交流を深める中で、チヒロはシャルが単なる孤児ではないことに気づく。

シャルは、かつて双城によって家族を奪われ、自身も深い傷を負っていた。

そして、シャルの体内に眠る特別な力が、双城の野望を叶える鍵となっていたのだ。

一方、チヒロ自身も、父・国重が残した妖刀「淵天」の秘密をより深く探求し始める。

淵天は、単なる武具ではなく、ある種の意思を持つ存在であることを悟る。

双城の目的
残虐非道な性格の双城がシャルを誘拐した目的は、シャルの肉体を利用して「雫天石(だてんせき)」の安定実験を行うことだった。

雫天石は、自然界でも極めて希少な特殊鉱石であり、強大な玄力と感応する特性を持つ。

この鉱石は、六平国重が独自の加工法で鍛造することで、ただの刀を超常的な力を持つ妖刀へと昇華させる原料となる。

しかし、雫天石に玄力を込めるとエネルギーが膨れ上がり、通常の人間の肉体ではその力に耐えきれず、身体が張り裂けてしまうほど危険な性質を持っていた。

歴史上、この雫天石を安定化させて武器として扱えたのは、伝説の刀匠・六平国重ただ一人だけだったのだ。

双城は、妖刀を作り上げた国重を心から敬愛しており、その愛情は彼にまつわる文献を読み尽くすほどであった。

彼が雫天石安定実験を行うのも、国重のように雫天石を制御し、国重に並び立つ存在となるという野望からだった。

そのために、雫天石の力を安定化させる鍵が鏡凪一族の体質にあると考え、シャルを実験体として利用しようとしたのである。

千鉱と双城の壮絶な戦い
シャルを守り、双城の野望を阻止するため、チヒロは激しい戦いを繰り広げる。

双城は、妖刀「刳雲」の力を駆使し、圧倒的な強さでチヒロたちを追い詰める。

しかしチヒロは、仲間たちの力と淵天との共闘によって一歩ずつ前進していく。

「淵天(えんてん)」vs「刳雲(くれぐも)」
千鉱は、双城の野望を阻止するため、最後の決戦に挑む。

両者とも今までの戦闘で、その肉体に傷痍と疲弊を重ねている。

妖刀への理解を深めた両者は、現時点の奥義使用状態での限界活動時間を直感。

偶然、それは合致する…「12秒」

この12秒間にすべてを賭ける究極の死闘、本当に手に汗握る展開で、私は第17話と第18話を何度も読み返しちゃいました!

スピード感も緊張感もすごくて、ページをめくる手が止まらなかったです。

剣戟の火花が散るたびに「やばい…!」って声が出そうになるし、千鉱と双城のどちらも一瞬も油断できない極限の攻防に、ドキドキが止まりませんでした!

でも、この戦いってただの力比べじゃないんですよね。

二人がそれぞれ背負ってきた過去や、絶対に譲れない信念、大切な人を守りたいっていう強い想いが、刃を交えるたびに伝わってきて…。

まさに、魂と魂がぶつかり合う12秒間!

一瞬一瞬が本当にクライマックスで、息を呑むほどカッコよくて、読んでて何度も鳥肌が立ちました。

こんな名勝負、なかなか見られないです!

新たな章へ
激しい戦いの末、千鉱は双城を打ち倒しシャルを救出する。

しかし、その勝利は、新たな章の始まりを告げるものであった。

シャルは、自分の力をどう使うべきか、そして千鉱は、刀匠としての道をどう歩むべきか、それぞれが新たな決意を胸に、未来へと進んでいく。

第19話~第44話「楽座市編」

新たな戦いの舞台
『カグラバチ』楽座市編(第19話から第44話)では、チヒロの物語が新たな困難と成長の中で深まっていきます。

この編では、チヒロが闇のオークションである「楽座市」に挑むことで、妖刀「真打・勾罪(しんうち・まがつみ)」を巡る壮大な戦いが展開されます。

欲望渦巻く楽座市
舞台は年に一度、月の光すら届かぬ闇市「楽座市」が開かれる街。

そこは、この世のあらゆる悪徳と欲望が渦巻く、まさに魔窟と呼ぶにふさわしい場所。

人々は己の欲望を満たすため、金、力、権力、を求め、この街に集う。

楽座市では、チヒロの父・国重が鍛えた妖刀六工の中でも特に強力とされる妖刀「真打・勾罪」が競売に掛けられることが判明し、これを回収するための計画を練り始める。

漣家との出会い、そして裏切り
まずチヒロは、楽座市を取り仕切る漣家(さざなみけ)に接触を図る。

漣家はオークションに深く影響力を持つ一家で、そのオークション楽座市は欲望と暴力が支配する危険な場だ。

ここで千鉱は、漣家をかつて追放された漣伯理(さざなみ はくり)と協力関係を築くことになる。

ハクリは、自らが追われた漣家に対する怒りと自身の正義を持つ人物で、チヒロと共に漣家の秘密に迫ろうとする。

危機と決意
しかし…チヒロらの道は平坦ではありません。

斉廷戦争後に設立された、妖術師を統括する公的組織である「神奈備(かんなび)」に属する香刈緋雪(かがり ひゆき)による襲撃や、漣家の勢力による絶えない攻撃の中で、チヒロは目的に向かって進んでいく。

漣家当主の漣京羅(さざなみ きょうら)に狙いを定めて奇襲をかけるものの、計画は失敗に終わり、「淵天」を奪われてしまう。

チヒロにとって最大の危機が訪れるが、それでもチヒロの意志は揺るがない!

失敗を機にチヒロは更なる覚悟を決め、楽座市本番の日に潜入作戦を決行する。

これにより、チヒロは己の心をより一層厳しく鍛え、仲間と共に最強の逆襲を仕掛けることになる。

楽座市での死闘
11月8日、楽座市の開催日。

チヒロは仲間たちと共に潜入し、妖刀「真打・勾罪」と妖刀「淵天」を取り戻すべく行動を開始する。

ここでのチヒロは、復讐者としての冷徹さを持ちつつも、内面の葛藤を抱えて戦う。

チヒロは、父の妖刀の名誉を守ることを決意し、それを汚す者に対して容赦しない。

物語の核心は、千鉱が父の遺志を継ぎ、妖刀「真打」を取り戻そうとするところにあります。

楽座市を仕切る京羅との最終対決は、空間を自在に操る強大な力と千鉱の復讐心がぶつかり合う場面に展開し、一瞬たりとも目が離せません。

京羅は支配者として、その圧倒的な存在感と力で敵を圧倒し、多くの試練をチヒロに与えます。

京羅の能力は空間操作という特異なものであり、これにより彼は敵の攻撃を回避したり、自らの攻撃を実行する上で圧倒的優位を得ます。

この高いハードルに千鉱がどう挑むか、チヒロの成長が試されます。

妖刀「淵天」を手に、限界まで力を引き出し戦うチヒロの姿は、この物語の白眉です。

戦いを通して、ただの復讐者ではなく、父の技術や信念を背負った「刀匠の息子」としての側面が表れていましたね。

漣京羅との最終対決
さらに物語が進む中、京羅がチヒロとの戦闘で瀕死の状態となり、最後の力を振り絞って「真打」の隠し場所に向う。

彼は楽座市会場で、血を吐きながら「真打」の実演を開始する。

これにより、漣京羅は妖刀の持つ圧倒的な力を観衆に示すことを目論んでいました。

柴は、「真打」を神奈備に落札させ、その内部で派閥が生まれ、「真打」が神奈備内で摩擦を生み、所有者を殺すことで妖刀の力を解放するというのが、毘灼の策略だと予想した。

しかし毘灼の棟梁・幽(ゆう)が、たった3年で箱を開けたことにより計画は変更される。

京羅は「真打」の力を手にし、自らの野望を追求することとなった。

戦争経験者の一人が、楽座市会場での戦闘を見ながら「真打」の本当の力はこんなものではないと語る。

漣京羅は、部分的に示しただけであって、完全に力を解放すれば、チヒロたちも太刀打ちできないと警告した。

妖刀「真打」の力と秘密
戦いがクライマックスに近づくと、京羅は「真打」の力を解放し、目にも止まらぬほどの猛攻を繰り出していく。

その圧倒的な攻撃により、チヒロと緋雪は生き残るため、ある取引きを条件に一時的に共闘することとなるが、京羅の勢いに押されて追い詰められてしまう。

この戦いの舞台となった「蔵(くら)」は、漣家(さざなみけ)に代々受け継がれてきた異空間を操る妖術!

蔵は、裏社会の闇オークション「楽座市」で取り扱われる商品や武器、人間などを無限に保管できる亜空間であり、現当主のみが全権限を持って管理している。

蔵の中は上下も果てもない広大な空間で、基本的に漣家の人間しか立ち入ることができない。

蔵の持ち主が死亡すると、その権限も消滅するという特徴がある。

一方で、京羅自身も「真打」の強大な力に精神を蝕まれ始めており、不安定な状態のまま戦いを続けていた。

漣京羅は真打の妖術を駆使し、蔵の中で激しい戦闘を繰り広げるが、戦いの影響で蔵が崩壊し始め、「京羅が死ねば蔵も消滅してしまう」という危機が迫る。

この事態に、チヒロは蔵内にいる人々を救うため、全力で転送を試みる。

そして最終的に、チヒロと緋雪は協力して全員を救い出し、無事に蔵から脱出することに成功する。

死に際の京羅は、かつて愛した妻のことを思い出しながらも、最後まで楽座市の計画に執着し、自らの敗北を静かに受け入れるのだった。

そして新たな章へ
物語の結末では、「真打」を手にした緋雪が自らの意思で神奈備へ戻ることを決意します。

その過程で、緋雪は取引の一環としてチヒロを新たな仲間に迎え入れることとなりました。

こうして楽座市の騒動は終息し、物語は新たな舞台へと移っていく予感を残します。

この展開によって、チヒロが今後どのような冒険や試練に直面するのか、そして緋雪や仲間たちとどのような関係を築いていくのか、読者の期待がますます高まる幕引きとなりました。

新たな物語の始まりを感じさせる、ワクワクするラストシーンです♪

第45話~第59話「所有者暗殺編」

神奈備との共闘、そして新たな戦いの始まり
『カグラバチ』の「所有者暗殺編」(第45話~第59話)は、神奈備と毘灼の対立が激化する中、チヒロの覚悟と成長を描く章です。

チヒロは、妖刀「真打」を再封印するために神奈備に預けることを決断し、「真打」が悪用されないよう自らも神奈備の戦力になることを誓う。

チヒロが尋問を受けている最中、神奈備の専有地である慚箱の一つ、国獄温泉が毘灼の襲撃を受けたとの報告を受ける。

匿われていた妖刀「酌揺(くめゆり)」の契約者、漆羽洋児(うるは ようじ)は国獄温泉から脱出を試み、チヒロとハクリは漆羽を護衛し、神奈備からの信頼を得ようとする。

妖術師との激戦と座村との出会い
合流したチヒロとハクリ、漆羽は、座村清市(さむらせいいち)のいる仙沓寺に向かう際、毘灼の一人である昼彦(ひるひこ)に遭遇する。

昼彦は妖術師であり、その妖術「血鶴(ちづる)」を駆使してチヒロたちを攻撃する。

昼彦の策略を前に、チヒロは神奈備と毘灼の戦力差を再評価し、戦力が均衡していることを認識する。

特にハクリの転移の能力が復活すれば、神奈備と毘灼の力関係が変わる可能性があると見込みを立てる。

一方、仙沓寺では盲目の剣士で妖刀「飛宗(とびむね)」の契約者である座村清市が待ち受ける。

座村は、かつて千鉱に刀の振り方を教えた経緯があり、その膨大な戦闘力で仙沓寺を守る。

座村の力を背景に、毘灼の襲撃者たちとの戦闘が繰り広げられる。

座村は目は見えなくとも音で敵を捉える異能の剣士であり、その圧倒的な技量で敵を一掃する。

毘灼の策略を見抜きながら、チヒロは座村の援護を受けつつ、昼彦との戦闘を続ける。

昼彦は巧妙に立ち回り、チヒロを芝居小屋に誘い込み、多くの民衆を巻き込んでチヒロを挑発する。

この困難な状況下で、チヒロは昼彦に対して強力な反撃を繰り出し、ついには昼彦を制圧する。

昼彦は、チヒロとの交流を通じて不思議な「友情」を感じ取り、毘灼の情報を明かし始める。

しかし、この戦いの最中に仙沓寺は崩壊し始め、妖術師たちの襲撃によって座村たちは深刻な危機に追い詰められる。

毘灼の中に松の妖術を駆使する者が現れ、座村とその仲間たちは命をかけて対抗する。

ハクリと漆羽は退路を確保するため必死に立ち向かい、それぞれが自身の信念を胸に死闘を繰り広げる。

座村の過去と裏切り
一方、座村の過去が明かされ、座村が毘灼と協定を結んでいた事実が判明する。

座村は妖刀契約者を殺すことが真の目的であり、その背景には戦争終結後の秘密や、妖刀にまつわる未知の事件があったことが示唆される。

座村は毘灼と共に契約者を狩り、その後に毘灼さえも壊滅する計画を持っていた。

チヒロは尊敬していた座村の裏切りに衝撃を受けるが、座村自身もまた苦悩と悲しみを抱えていた。

激闘の末、座村はチヒロと対峙し、千鉱を一瞬で斬り伏せ、駆けつけた柴登吾もなすすべなく倒される。

漆羽も座村との戦いで命を落とし、仙沓寺は崩壊。

チヒロは大切な仲間の漆羽幼児を失うという、深い喪失感を味わうことになります。

所有者暗殺編、完結。そして…。
仙沓寺での戦いの後、座村は毘灼と行動を共にするようになる。

座村は、毘灼の持つ情報と引き換えに妖刀契約者たちを殺害することを決意したのだった。

一方、チヒロは座村の裏切り、そして漆羽の死という大きな喪失に深い悲しみと動揺を抱えながらも、それでもなお前を向いて戦い続けることを決意します。

彼の心には、仲間を失った痛みと、信じていた人に裏切られた苦しみが深く刻まれましたが、それが彼をさらに強く成長させていくきっかけとなります。

この所有者暗殺編は、千鉱にとっても大きな転換点となり、彼の心に消えることのない傷跡を残しました。

そして物語は、さらなる波乱と衝撃の展開へと突き進んでいきます。

今後、登場人物たちがどのような運命をたどるのか、ますます目が離せません。

「カグラバチ」京都編|全話ネタバレあらすじ

ここからは1話ごとに紹介していきます♪

「カグラバチ」全話ネタバレあらすじまとめ!感想

『「カグラバチ」ネタバレあらすじまとめ!』では、カグラバチの物語を簡単ではありますが、全話のネタバレあらすじを紹介させて頂きました。

千鉱と座村の娘イヲリどのように絡んでいくのか?

京都を舞台に、千鉱たちと毘灼の激突がどのように展開するのか?

これから増々緊張感が高まる展開となっていくのでしょう!

今後も「カグラバチ」の新たな展開に期待しつつ、これまでの物語のネタバレあらすじを振り返り、考察を楽しんでいきましょう。

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