今回は「カグラバチ」昼彦(ひるひこ)を徹底解剖して、圧倒的な強さと能力、その魅力に迫ります!
残忍な快楽殺人者として登場し、チヒロの前に立ちはだかる昼彦。
昼彦は単なる悪役ではなく、複雑な過去と歪んだ愛情表現を持つ、謎多き人物です。
それでは、「カグラバチ」昼彦(ひるひこ)の能力と強さを徹底解析!をどうぞ!
※本編のネタバレを含みますので、ご注意ください。
「カグラバチ」昼彦(ひるひこ)のプロフィール
まずは昼彦のプロフィールを見ていきましょう!
外見
- 年齢:18歳
- 身長:不明
昼彦の年齢は18歳で、身長は作中の描写から、チヒロとほぼ同じくらいの身長(170~175㎝)だと推測されます。
- 髪型: 白髪の長髪。
- 服装: 学ラン風
昼彦の外見は冷たい印象を与える若者で、服装や髪型は特段華美ではなく、機能的で動きやすいものを好んでいます。
彼の目には時折狂気や非情さが宿り、敵を威圧する存在感を発しています。
内面
- 残忍で冷酷
- 自己中心的
- 精神的に未熟
昼彦は残忍で冷酷な性格の持ち主です。
殺人をゲーム感覚で楽しみ、人の命を軽視する危険な思想を持っています。
また、挑発的で自己中心的。相手を嘲笑し、精神的に追い詰めることを好みます。
外の世界に触れる機会が少なかったため、精神的には未熟であり、他者と通じ合うことを恐れ、その一方で誰かに認められたいという欲求を同時に望んでいるように見えます。
心の奥底には深い孤独感を持っているのではないでしょうか。
所属
妖術師集団「毘灼(ひしゃく)」の一員
昼彦は、チヒロの父・六平国重を殺し、妖刀を持ち去った妖術師集団の一員です。
この集団は独自の目的を持ち、昼彦もその活動に深く関与しています。
家族
昼彦には明確な家族の描写はなく、彼の仲間は「毘灼」のみです。
毘灼は彼の行動の根幹を支え、彼を現在の立場へと導いています。
特に統領である幽とは一定の信頼関係があり、彼の能力を高く評価されている様子です。

昼彦さんが紹介されている公式サイトの動画です♪
「カグラバチ」昼彦(ひるひこ)の能力
昼彦の能力の秘密を紐解いていきましょう。
基本的な能力
- トリッキーな戦法
- 高い身体能力
- 高い身体能力
昼彦は、妖術「血鶴」を駆使した多彩な攻撃で、相手を翻弄します。
18歳という若さながら、俊敏な動きと、ある程度の格闘能力を持っており、敵を躊躇なく殺害できる冷酷さと、目的のためには手段を選ばない狡猾さも持ち合わせています。
昼彦は、かんざしでも相手の首を掻っ切ることが出来ちゃいます!
装備
- 折り鶴
- 日本刀
- 妖刀「酌揺(くめゆり)」
妖術「血鶴」で使用する折り鶴を忍ばせており、漆羽洋児が座村清市に斬殺された後は妖刀「酌揺」と命滅契約を交わしており契約者となっています。
普段は護身用として、普通の日本刀を帯びています。
剣術
契約者暗殺編までは、昼彦の戦術は主に妖術「血鶴」に依存しており、剣術に対する具体的な技術は明示されていません。
毘灼の棟梁・幽(ゆら)は、久々李に昼彦の剣術指南を頼むが、昼彦は「感覚で覚えるタイプだから」とこれを断ってしまいます。
己の感覚を研ぎ澄ませて戦う剣術とは、一体どのようなものなのか。
その真価が試される時がいずれ来ることでしょう。
68話では、白土三平の漫画『カムイ伝』で、主人公カムイが使用する技、どちらの手で刀を抜くか悟らせぬよう刀を腰の後ろに差し、腕を後に回した状態で相手に突進し、左右に細かく動いてフェイントをかけ、すれ違いざまに敵の攻撃を躱しつつ逆手で抜刀し斬る『変移抜刀霞斬り』のような剣術を見せてくれました。
妖刀「酌揺(くめゆり)」の能力
玄力反応: 発動とともに花魁が顕現
- 宴(えん):幻覚作用
- 酔いに依(よ)る幻覚を引き起こす
- 遊(ゆう):操制能力
- 周囲の物体を支配下におき自在に操ることができる
- 昼彦は生命への敬意は皆無で死体をモノと割り切れるため操ることが可能
- ?
「カグラバチ」昼彦(ひるひこ)の強さ際立つシーン
昼彦の真の力を引き出せるのは、チヒロをおいて他にいません。
ここでは、昼彦 vs チヒロの激闘を象徴する2つのシーンを紹介します。
vsチヒロ初戦|電車内での初対決
昼彦は、千鉱と伯理が乗り込んだ電車に侵入し漆羽を狙います。
彼の「血鶴」を駆使した攻撃は、チヒロを翻弄します。
チヒロは冷静に状況を分析しながら「淵天」の力で対抗します。
電車の中での戦いは、狭い空間で繰り広げられるため、両者の戦術がより一層重要になるシーンです。
vsチヒロ初戦|芝居小屋での決戦
芝居小屋での昼彦とチヒロの対決は、物語の中で特に注目されるシーンの一つです。
この対決では、昼彦の狂気とチヒロの冷静さが対立し、読者を引き込むドラマティックな展開が描かれています。
対決の流れ
昼彦は、チヒロを芝居小屋に誘い込み、一般人を殺害するようなシーンを演じさせ、その模様を芝居小屋の観客に見せつけます。
昼彦は、チヒロを「殺人狂」として見せつけ、一般人を恐怖に陥れることで、チヒロの冷静さを崩そうとしたのです。
戦闘開始
昼彦は多くの民衆を巻き込む状況を作り出し、チヒロに精神的プレッシャーをかけます。
昼彦の目的は、単に勝利することではなく、戦闘の舞台を自分のペースに持ち込み、チヒロの精神を揺さぶることでした。
昼彦の戦闘スタイル
昼彦は戦闘中に「血鶴」という妖術を駆使し攻撃をしかけます
昼彦は、チヒロを煽ったり、友達になれるなどと挑発し、彼を動揺させようと試みます。
しかし、これに対してチヒロは冷静さを保ち、昼彦の戦術に翻弄されないように努めます。
決定的な一撃
戦いの中で、チヒロは妖刀「淵天(えんてん)・涅(くろ)」を発動し、昼彦の両腕を斬り落とします。
これは昼彦にとって致命的な一撃であり、彼の戦闘力を大幅に制限するものでした。
この状況は、昼彦にとって非常に不利であり、決定的な敗北が近づいているように見えました。
妖刀「酌揺」くめゆりの契約者となった昼彦
昼彦は、漆羽洋児が死亡したことによって、妖刀「酌揺」と新たに命滅契約を結びます。
妖刀との契約は、彼の妖術の範囲と力を拡大するものですが、物理的なダメージを負っている状況では、その真価を発揮することが困難になります。
戦いの結末
最終的に、昼彦は完全に制圧されます。
しかし、彼の心中には、チヒロとの闘いを経て「友情」という形で何かしらの理解が生まれたことが描写されています。
敗北の中でも、不思議な満足感を得た昼彦は、チヒロに対する不思議な敬意を抱くようになります。
その後すぐにチヒロは他の場所に転送されてしまいます。
vsチヒロ第二戦|京都殺戮ホテル決戦
チヒロvs昼彦のニ度目の決戦!
決戦場所は京都殺戮ホテル!
今回はお互い妖刀が使えず剣術のみのという縛りの中での戦いになります。
妖術無しの剣術のみの激闘
六平千鉱と昼彦の死闘は、妖刀の使用を封じられた状態で落下するエレベーターの中で始まりました。
落下するエレベーターの中、重力を失ったかのような空間で、純粋な剣術だけを頼りに斬撃を交わすチヒロと昼彦!
昼彦の剣は、順手と逆手を自在に切り替える変則的な構え。
死角を生み出すその自由な剣筋は、まるで「見えない刀」のように相手を翻弄する。
本能で斬る――それが昼彦の流儀でした。
対するチヒロは、白禊流の型を軸に、積み重ねた鍛錬と理で応じる。
ただの型ではない努力によって磨き上げた剣です。
戦いの結末
千鉱は覚醒したイヲリの剣術からヒントを得て「居合白禊流」を完成させます!
その一撃が、ついに昼彦をとらえチヒロが勝利します。
妖刀なき戦場でぶつかり合ったのは、野性的で自由な型と、コツコツ積み上げた型。
互いの全てを懸けた、純粋な剣術の勝負でした。
斗斗の妖術で一命を取り留めた昼彦…
これは、積み重ねた技と、本能の剣がぶつかり合う、宿命の戦いでした。
昼彦の能力と強さのまとめ
カグラバチ昼彦(ひるひこ)の能力と強さを徹底解析!はいかがでしたか。
昼彦と言えばチヒロとの決戦が一番印象が強く、この戦闘シーンは、物理的な戦闘だけでなく、精神的な駆け引きも描かれており、両者のキャラクター内面が浮き彫りになっています。
昼彦の計算された戦略と、それを凌駕するチヒロの決断力と冷静さは、読者に強い印象を残すものであり、今後の物語における両者の成長と関係に期待を抱かせてくれました。
また、酌揺の新たな契約者としての昼彦の今後の動向も注目されます。
以上、「カグラバチ」昼彦(ひるひこ)の能力と強さを徹底解析!をお届けしました。