今回も「カグラバチ」最新話の内容を毎週速報形式であらすじとともに、感想や考察も交えながらご紹介していきます。
2025年10月20日更新の第98話も、妖刀を巡る因縁がさらに深まり、キャラクターたちの関係性や信念が激しくぶつかり合う展開となっています。
読者の間でも話題となっているあのキャラの再登場や、新キャラの登場で、思わぬ伏線回収など物語が大きな転換点を迎えようとしている今、どのような衝撃が待っているのか――。
それでは、カグラバチの最新話のあらすじ・感想・考察まとめをどうぞ♪
「カグラバチ」最新話のあらすじ
今回は「カグラバチ」の第98話のあらすじと感想を書いていきます。
最新話に登場する主なキャラクター
萩原幾兎
真智カザネ
張間梓弓
具柄一
卯月清彦
笠原誠
瓶伍
右嵐
亥猿
最新話第98話「切迫」あらすじ
最新話の衝撃的なあらすじを、4つの章に分けて詳しく解説します。
物語の重要なポイントを逃さず、最後までお楽しみください。
対刳雲特選部隊の過去と「磁戒」の誓い
物語は時を遡り、双城を討ち、妖刀「刳雲」を回収するための作戦会議を行う「対刳雲特選部隊」の様子が描かれる。
隊長は萩原幾兎、隊員は新人を含む六名の精鋭たちだった。萩原は自身の妖術「磁戒（じかい）」で砂鉄を自在に操ってみせる。
萩原は、その砂鉄を部下たちの服に細かく編み込み、「俺の磁力で身動きが取れる」よう、空中戦の対策を講じた。
彼は「俺が誰にも攻撃は当てさせねぇ」と豪語し、部下たちの命は自分が預かると宣言！
隊員たちは、隊長が倒れた場合の危険性を指摘しつつも、萩原の自信と熱意を受け入れた。
しかし、その後の双城との戦いで新人を除く4名の隊員は殉職するという悲劇的な結末を迎えることになる。
無能隊長の「一人芝居」と砂鉄の幻影
現在、神奈備本部内で、萩原幾兎は部隊を壊滅させた「無能隊長」として、自責の念に囚われていた。
彼は、殉職した幼馴染の具柄一の面を妖術「磁戒」で動かし、一人芝居を繰り返していた。
職員たちは、彼が具柄の死を受け入れられず、意識が混濁していると判断し、孤立している萩原を憐れんでいた。
萩原は、戦いで亡くした隊員たちの衣服に編み込んでいたのと同じ砂鉄を周囲に撒き「皆といるみたいだ」と、その砂鉄に囲まれることで安心感を得ていた。
彼は食事もろくに喉を通らず、「無能はここで寝そべってるのが相応しい」と自嘲するが、具柄の幻は「どうせなら派手に戦って死のうぜ」と彼を鼓舞し続けた……。
「究極の無意識」と戦場への復帰
神奈備に毘灼が侵入したという社内放送が響き渡り、萩原幾兎が戦場へと戻る機会が訪れる。
神奈備本部の結界を元に戻すには、余計に設けられた「受け皿」を特定し排除するしかない……その判断が社内放送によって全館に響き渡った！
萩原は、自身を無能と罵る周囲の声や、自責の念を振り払い、「恐縮ですが無能隊長なりにお前らに捧げます！」と、亡き部下たちへの思いを胸に立ち上がった。
戦闘員として毘灼の妖術師と対峙した萩原は、相手の妖術による氷結攻撃を、服の中に忍ばせていた砂鉄でガードし、その防御力が健在であることを示す。
過去、萩原を診察した医者は、彼が精神の痛みから具柄の幻を生み出してしまったが、「妖術の真髄は余計な意識を介さない玄力の自然な巡り」であり、他人のように接している今の萩原こそ「究極の無意識」で戦闘に適していると分析していた。
磁力による「視覚化」と受け皿の討伐
社内放送により、結界の「受け皿」となっている毘灼の者がいることが改めて伝えられると、萩原は「要は本命さえ殺せばいいんだろ？簡単な話だなァ」と不敵に笑った。
彼は自身の妖術「磁戒」を応用し、MRI（磁気共鳴画像診断）の原理のように、超広範囲に強力な磁場をかけた。
その磁力を利用することで、神奈備本部内にいる人間の体内情報を視覚化し、ついに毘灼側の「受け皿」を発見する。
萩原は、砂鉄で具柄の面を操りながら、その砂鉄の刃を受け皿の毘灼の人物目掛けて勢いよく突き刺した。
会心の攻撃を成功させた萩原は、「ははははははははーーーーーっ！まだまだやれるぜ！俺たちはよーーーーーーッ!!!」と高笑いし、亡き部下たちと共に戦場に復帰した喜びと、任務を達成した興奮を爆発させた。
「カグラバチ」最新話に対する口コミ
最新話に対する皆さんの口コミを紹介しますね！
先週に引き続き外園健先生を気遣う声がほとんどでした…
「カグラバチ」最新話あらすじ感想まとめ
「カグラバチ」最新話のあらすじはいかがでしたか？
最新話の考察と感想をまとめてみたよ♪
最新話の考察
第98話のテーマは“喪失と再生”でしたね。
萩原幾兎という男の描かれ方が本当に繊細で、単なる再登場ではなく、彼の内面そのものが表現されているのが印象的でした。
具柄一の幻と語り合う描写は、精神の崩壊ではなく、むしろ「無意識の覚醒」として機能していたんです。
磁戒の特性と彼の心理がリンクし、過去の仲間たちとの絆が“力”として再構築されていく流れは見事でした。
結界の「受け皿」という設定も、まるで萩原自身の存在を象徴しているよう。
彼の身体もまた仲間の思いを受け止める“器”だったのかもしれませんね。
最新話の感想
萩原隊長、まさかこんな形で戦場に復帰してくれるなんて、感動で涙が出そうでした！
「無能」と自分を責め、砂鉄に囲まれて引きこもっていた彼が、戦いの機会を得て立ち上がる姿は、本当にカッコよかったです！
過去の「砂鉄の防御策」が今も生きていることや、最終的にMRIの原理を応用して「受け皿」を特定・討伐するという奇策を成功させたクレバーさには、鳥肌が立ちました！
何よりもグッときたのは、最後の「まだまだやれるぜ！俺たちはよーーーーーーッ!!!」という叫びです。
これは、亡くなった部下たちとの絆と、彼らの命を無駄にしないという強い決意が込められた、最高の雄叫びでしたよね。
最悪の状況で、誰も予想しなかったヒーローが現れる展開に、この物語の熱量を改めて感じました！
チヒロたちが外から結界を破るのを待たずに、内部で戦局が動いたことに、興奮が止まりません！✨
以上、「カグラバチ」最新話のあらすじ感想！をお届けしました。
