今回は「カグラバチ」座村清市(さむらせいいち)を徹底解析し、圧倒的な強さと能力、その魅力に迫ります!
盲目の剣士、座村清市。
彼は「カグラバチ」という物語において、圧倒的な強さと深淵なる過去を持つ魅力的なキャラクターとして描かれています。
その強さの秘密、そして彼が歩んできた数奇な運命を紐解いていきましょう。
それでは、「カグラバチ」座村清市(さむらせいいち)の能力と強さを徹底解析!をどうぞ!
※本編のネタバレを含みますので、ご注意ください。
「カグラバチ」座村清市(さむらせいいち)の基本情報
まずは座村清市の基本情報を確認していきましょう!
外見と内面
- 年齢:不明
- 身長:不明
年齢は不明ですが、作中の描写から40歳前後の中年齢と推測されます。
身長も不明ではありますが、物語中では平均的な体格で推定175~180㎝だと推測されます。
- サングラスをかけている。
- 常に火が付いていない咥えタバコ。
- 冷静で陽気なイケオジ風。
座村の外見の特徴は、黒髪でスーツを着用し、トレードマークは常に顔にかけたサングラスですね!
サングラスの奥の両目には自らつけた傷が縦に入っていて盲目となっています。
目が見えない代わりに他の器官が超人的に優れていて、香りや匂いだけで人物を特定できちゃうんです。
気合を入れる時だけ、たばこに火を付け一気に吸う仕草がまたカッコイイんです。
- 掴みどころがない
- 煩悩を嫌う
- 冷静沈着
- 人一倍繊細な心を持つ
基本的に飄々(ひょうひょう)としており、掴みどころがない性格の持ち主で、軽口を叩くことも多いが、その言葉の端々には彼の重い過去や信念が垣間見えます。
精神素質が高く、預測と優秀な洞察力、冷静な判断力を持っていますが、妖刀や毘灼に関連する重大な出来事の際には、過度な激情に駆られることもあります。
彼は何よりも剣術を重んじており、怒りや欲望は人を地獄へと導く煩悩であり、それらは判断を鈍らせ、剣を曇らせる。
だからこそ、削ぎ落とすべきものすべてに目を閉ざし、自ら盲目を選んだと語っています。
とはいえ、完全に煩悩を捨て去ったわけではなく、火の付いていないタバコを咥えたり(気合いを入れる時だけ、一吸いで1本吸い切ります)、グラビアを見ようとしたりするなど、甘さも見られるお茶目な一面も非常にGOODなんです。
しかし毘灼のトップの幽は言っています、座村清市の心は人一倍繊細だと…だからとことん時間と労力をかけて追い込み精神を削ったと…意のままに操る為に。
座村の家族
座村清市は、かつて妻・イノリと離婚し、独りで生きていました。
しかし、イノリの病をきっかけに幼い娘・イヲリと再び暮らし始め、イノリの死後も父娘ふたりで穏やかな日々を過ごしていました。
やがて斉廷戦争が終わった後、座村はある決断を下します。
娘を戦争による誹謗中傷から遠ざけるため、自ら巻墨に依頼し、イヲリの中から「父・座村清市」の記憶を消させたのです。
その際、座村自身もイヲリとの記憶を失いました。
その後、イヲリは母だと思い込んでいるイノリの姉とともに、京都で静かな高校生活を送っていました。
しかし、毘灼の刺客がイヲリを連れ去ろうと現れたことで、運命が大きく動き出します。
京都殺戮ホテルで座村と再会したイヲリは、失われていた記憶を取り戻し、その瞬間、眠っていた剣術の才も覚醒します。
父の意志と力が、彼女の中で再び目を覚ましたのです。
座村の所属
座村は、かつては神奈備の保護のもと「仙沓寺」に身を置いていた。
京都編は毘灼と協定を結び行動を共にチヒロの敵として現れる。
京都編でのチヒロとの対決後からチヒロと行動を共にする。
使用している妖刀は?
座村は飛宗(とびむね)を使用しています。
六平国重が残した「妖刀六工」のうち1本が「飛宗」。
「飛宗」は、鳥をモチーフとした能力を持ち、その力は座村の居合術と相まって、まさに「無双」の強さを誇る。

座村清市さんが紹介されている公式サイトの動画です♪
「カグラバチ」座村清市(さむらせいいち)の能力
座村清市の能力の秘密を紐解いていきましょう。
基本的な能力
- 作中屈指の実力者
- 妖刀使いの中でも別格の実力を持ち、作中最強格の一人。
- 妖刀「飛宗」の力と卓越した剣術により、彼を止めることは極めて困難。
- 剣聖に匹敵する剣技
- 六平国重をして「座村の剣技は俺が知る限り最速」と言わしめるほどの達人。
- 研ぎ澄まされた感覚
- 視力を失っている代わりに、聴覚、嗅覚、気配感知能力などが超人的に発達している。
旧知の仲や馴染みのあるものであれば、匂いだけで居場所を感知できる境地に至っています。 - これらの感覚を駆使し、周囲の状況を把握することで、盲目であることを感じさせない戦闘を行う。
- むしろ、明るい場所ですら最強最速を誇るのなら、光なき闇の中ではまさに無敵で敵う者など存在しないでしょう。
- 視力を失っている代わりに、聴覚、嗅覚、気配感知能力などが超人的に発達している。
- 反響定位:
- 戦闘中は定期的に刀を鞘に納め、納める時の音の反響を利用して敵の位置を知ることができます。
- また、爆発や硝煙により感覚が封じられても、殺気を放つ人物の位置を知ることが可能です。
装備
日本刀を常に装備しています。
妖刀「飛宗」を使用する以前から、卓越した剣技で多くの敵を葬ってきました。
妖刀なしでも、妖刀契約者同等の力を持つ雫天石を用いた妖術師を容易く圧倒する実力を持っています。
妖術
妖術は使用不可。
妖刀と命滅契約を結ぶと元の妖術を使うことができなくなります。
命滅契約を結ぶ前は妖術を使えた可能性はありますが、現在は使用不可です。
剣術
居合白禊流の使い手です。
玄力蓄積と爆発的な力:鞘に玄力を限界まで圧縮・蓄積し、抜刀と同時に一気に解き放つことで、神速の一撃を可能にします。
超速の抜刀術:座村はこの剣術を用いて戦い、漆羽ですら遠く及ばないほどの速さを誇ります。
妖刀「飛宗」の能力
- 鴉(カラス)|転移能力
- 黒い羽根を大量に発生させ、自身を高速移動させる能力。
- 羽根自体にも攻撃力があり、周囲の敵を一掃することができる。
- 梟(ふくろう)|知覚能力
- 巨大な梟の目を出現させ、広範囲を監視する能力。
- 索敵能力に特化しており、日本全国を監視することが可能。
- 朱雀(すざく)|再生能力
- 傷を「種火」として点火し、燃焼しながら再生する異能。
- 状態異常の無効化、さらには炎を攻撃手段として転用することも可能ですが、核心にあるのは“己を焼くことで蘇る”という再生の理(ことわり)です。
「カグラバチ」座村清市(さむらせいいち)の強さ際立つシーンベスト5
座村清市は、斉廷戦争で活躍した英雄の一人であり、妖刀「飛宗」の契約者として、数多くのカッコイイシーンを描かれています。
ここでは、特に強さが際立つシーンを紹介します。
1位タイ:vs. 昼彦戦|幻覚と再生の激突(京都編)
京都殺戮ホテルの屋上に現れた座村清市は、妖刀「飛宗」”梟”の能力で、チヒロの「淵天」と昼彦の「酌揺」存在を認識します。
座村は早々に昼彦の妖刀「酌揺」の能力”宴”による幻覚に陥り、斗斗の首が刎ねられた幻覚や、妖刀が溶け、空間が歪む現象に困惑しますが、チヒロの言葉とイヲリを守る本能が座村を覚醒させます。
昼彦が”遊”の能力で死体を操り、ホテル全体を崩壊させ始めると、座村は娘を守るために奮戦し、致命傷を負うことで幻覚から完全に目覚めるのです。
そして、妖刀「飛宗」の第三の能力”雀”を発動!
座村清市「活気がいいなぁ糞餓鬼!こっからぁ何も…できねぞ!」
炎を纏い、傷を再生させる”雀”の力は、昼彦がもたらした全ての状態異常を浄化し、昼彦を圧倒します。
昼彦は座村の圧倒的な力に敗れ、久々李と斗斗によって撤退しました。
1位タイ:vs.チヒロ戦|信念と未来を賭けた対決(京都編)
1位の昼彦との戦いの後、座村はチヒロと対峙します。
チヒロは、妖刀「勾罪」の”蠱”と剣聖の罪について全て聞いた上で、誰も犠牲にならずに”蠱”を止める方法として、「真打」の破壊を提案します。
座村は不可能だと一蹴しますが、チヒロは「淵天」が「真打」を破壊するために作られた妖刀だと確信し、二人の激しい斬り合いが始まりました。
座村は”鴉”の能力で空間移動を駆使し、チヒロも「淵天」の”猩”で「飛宗」の”鴉”の能力を吸収し、互角の攻防を繰り広げます。
巻墨の介入もあり、チヒロは「淵天」の”猩”で吸収した”雀”の能力を回復ではなく火力を選択し、座村の妖刀「飛宗」にヒビを入れます。
痛みも苦しみも全て受け入れて前に進むと宣言するチヒロ!
そして亡き妻イノリの幻影の言葉が座村の心に響きます。
座村清一とイヲリの親子が長い月日と経て対峙します。
ついに妖刀「飛宗」の“雀”を用いて視力を取り戻した座村清市…開かれたその目が捉えたのは…イヲリの姿だった。
涙を流し、静かに抱き合う座村とイヲリ…血と因縁に引き裂かれた親子が、ついに心を通わせた瞬間だった。
座村は過去に別れを告げ、未来へと目を向け、チヒロの「淵天」への強い想いと、未来を切り開こうとする意志を受け入れます。
最終的に座村は、チヒロに「飛宗」で傷を癒してほしいと伝え、妖刀も毘灼も全てを「一緒に」片付けるという共闘の決意を固めました。
3位:仙沓寺での戦い|音で敵を捉える剣士(契約者暗殺編)
仙沓寺で毘灼の襲撃者たちと戦う際、座村は音で敵を捉える異能の剣士として活躍します。
定期的に刀を鞘に納め、納める時の音の反響を利用して敵の位置を知る技術を披露し、圧倒的な技量で敵を一掃します。
特に、爆発や硝煙により感覚が封じられても、殺気を放つ人物の位置を知ることができる能力は、敵を驚かせると同時に読者にも強い印象を残します。
仙沓寺が崩壊し始めた際、座村は仲間を守るために命をかけて戦います。
松の妖術を駆使する敵が現れる中で、座村は反響定位と匂いを利用して敵を一掃し、仲間の退路を確保するために必死に立ち向かいます。
このシーンは、座村の強さと仲間への愛情を同時に描き出しています。
4位:vs.漆羽戦|一瞬で斬り伏せる(契約者暗殺編)
漆羽洋児との戦いで、漆羽を「居合白禊流」で一瞬で斬り伏せるシーンは、座村の強さを印象的に示しています。
漆羽も居合白禊流を習得している実力者でありながら、座村の超速の抜刀術に全く歯が立たない様子が描かれます。
このシーンは、座村の技術と強さを強調するものであり、漆羽の死は大きな衝撃を受けました。
契約者暗殺編のvs漆羽戦、vsチヒロ戦の両者ともに死亡が確認されています。
漆羽の黄泉がえり
チヒロは京都で座村と対決した際、座村が18年前よりも妖刀の能力が強くなっていることに気づき、漆羽洋児が生きているのではないかと問いかけます。
座村は、妖刀「飛宗」の”雀”の慈悲の炎で漆羽を蘇生させ、妖刀の命滅契約から契約者たちを解放するために、自らの命を犠牲にする覚悟であることを明かします。
そして漆羽は京都編の終盤で復活を果たしています!
5位:vsチヒロ戦|超速の抜刀術(契約者暗殺編)
チヒロとの対決では、チヒロが全く歯が立たないほどの超速の抜刀術を披露します。
座村の剣術「居合白禊流」は、チヒロがこれまで体験したことのない次元を超越した速さであり、チヒロはその速さに圧倒されます。
座村に斬られチヒロの死亡が確認されています。
チヒロの黄泉がえり
チヒロは一度死んだことが明らかになります。
心拍も止まって明確に一度死亡を確認された後、刃の届いていた肺と肝臓は死亡の数分後に回復し、傷口も血液が少し足りないくらいで体にはほぼ元通りになったというとんでもない奇跡が描かれます。
この行為は、座村の意図的な仕業であり、飛宗の再生能力「雀(すざく)」を利用したのもでした。
理由は、チヒロと淵天との命滅契約を切り復讐をやめさせるためでした。
座村清市の能力と強さまとめ
カグラバチの座村清市の能力と強さを徹底解析!その魅力に迫る!はいかがでしたか。
座村清市は、強大な力と悲しき過去を持つ、非常に複雑なキャラクターです。
彼の行動は、時に残酷に映るかもしれませんが、そこには彼なりの正義と信念が存在します。
彼が今後、どのような道を歩むのか、見守っていきましょう。
とにもかくにも京都編までは彼が最強の剣士であることは間違いなさそうです!
以上、「カグラバチ」座村清市の能力と強さを徹底解析!をお届けしました。