今回は「カグラバチ」漆羽洋児(うるはようじ)を徹底解剖して、圧倒的な強さと能力、その魅力に迫ります!
妖刀「酌揺(くめゆり)」を振るい、戦場を駆け抜けた美しき剣士、漆羽洋児!
彼の魅力を、その強さ、能力、そして複雑な内面に迫りながら解き明かします。
物語の中盤で漆羽洋児は殺されてしましますが、本当に死んでしまったのかも明らかに!
それでは、ネタバレ有りの「カグラバチ」漆羽洋児(うるはようじ)の能力と強さを徹底解析!をどうぞ!
「カグラバチ」漆羽洋児(うるはようじ)のプロフィール
まずは漆羽洋児の基本情報を見ていきましょう!
外見と内面
- 年齢:不明
- 身長:不明
漆羽洋児の具体的な年齢は公式に明かされていませんが、18~20歳で斉廷戦争に参加したと推測され、現在は36歳から38歳程度と見られます。
身長も不明ですが、物語中では平均的な体格で推定175~180㎝だと推測されます。
- 髪型:束ねた黒髪。
- 化粧:目じりに朱色の隈取の化粧。
- 服装:大きな笠をかぶっている
漆羽洋児の外見は、緑がかった黒髪を一つに束ね、目尻にはまるで歌舞伎役者のような朱色の隈取が施されています。
大きな笠を深く被り、その下に隠された凛々しい顔立ちは、静かなる威厳を漂わせ、いざ戦闘時にはシンプルな和装に身を包み、その佇まいはまさに歴戦の侍の風格を纏っています。
- 六平国重信者
- 常識的な言動
- 冷静な判断力
漆羽洋児は六平国重に心酔しており、国重と同じ目を持つチヒロを目にした瞬間、揺るぎない忠誠心を示しました。
普段は冷静で常識的な言動をとっていますが、国重のことが絡むと途端に取り乱し、我を忘れて突飛な言動を取るという、一風変わった性格の持ち主です。
しかし、自身が命を落とせば妖刀との契約が解除されることを理解しており、己を守るために犠牲となった者たちのためにも、相手の挑発に乗らず、感情を押し殺して使命を全うする冷静さも兼ね備えています。
この冷静と激情が交錯する複雑な人格こそが、漆羽洋児の大きな魅力となっています。
所属
神奈備:妖術師を雇用している国の組織
漆羽は、斉廷戦争後に設立された、妖術師を統括する公的組織「神奈備」に所属し、「慚箱・国獄温泉」に匿われ、毘灼のような敵対勢力から保護されていました。

漆羽洋児さんが紹介されている公式サイトの動画です♪
「カグラバチ」漆羽洋児(うるはようじ)の能力
漆羽洋児にとっての最大の転機は、斉廷戦争で妖刀「酌揺」を託されたことと、戦争後、神奈備に保護されつつも毘灼の襲撃を受けることです。
特に、自身の憧れる国重が毘灼に殺されたことが、彼の人生に深い影響を与えました。
そんな漆羽の能力の秘密を紐解いていきましょう。
基本的な能力
- 卓越した剣術
- 冷静な判断力
- 卓越した戦闘センス
- 高い身体能力
漆羽洋児は、妖刀に頼ることなく、複数の妖術師を瞬く間に葬るほどの剣術の達人です。
彼の剣は無駄のない精密な動きで相手を圧倒し、一瞬の隙さえも見逃さない鋭さを誇ります。
戦闘においては決して冷静さを失わず、状況を的確に把握し、常に最善の一手を選び取る判断力を持ち、その戦闘センスは天性のものであり、鍛錬を重ねた者ですら到達し得ない領域に達しています。
スピード、パワー、スタミナのいずれを取っても常人を遥かに凌駕し、その圧倒的な身体能力と研ぎ澄まされた技術によって、敵に一切の反撃を許しません。
その姿はまさに戦場に舞う死神の如く、見る者に畏怖の念を抱かせます。
装備
- 日本刀
- 妖刀「酌揺(くめゆり)」
妖刀「酌揺」は、18年前の戦争で使用していた妖刀で、國重から託され戦後返上していました。
ただし、妖刀との命滅契約者であることには変わりがありませんので、生来の妖術は使用できなくなっています。
普段は護身用として、普通の日本刀を帯びています。
剣術
漆羽洋児は、「居合白禊流(いあいびゃっけいりゅう)」の門弟であり歴史上2人しかいない免許皆伝者です。
座村清市と同じく居合の構え方をしており、超速の居合を得意としています。
因みに「居合白禊流」とは、鞘に玄力を限界まで閉じ込め、その生んだ溜めを抜刀と共に爆ぜさせ初動に乗せる抜刀術で漆羽洋児が極めた神速の抜刀術です。
妖刀「酌揺(くめゆり)」の能力
玄力反応: 発動とともに花魁が顕現
- 宴(えん):幻覚作用
- 酔いに依(よ)る幻覚を引き起こす
- 遊(ゆう):操制能力
- 周囲の物体を支配下におき自在に操ることができる
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「カグラバチ」漆羽洋児(うるはようじ)の強さ際立つシーン
漆羽洋児の強さが際立つシーンを紹介します。
これらのシーンでは、漆羽洋児の卓越した妖術と戦術的な思考が光ります。
毘灼の妖術師との戦い
国獄温泉からの脱出
毘灼の襲撃を受けて国獄温泉から脱出し、普通の刀で妖術師を瞬殺するシーン
列車での戦い
愛宕駅で列車に飛び乗り、千鉱と伯理と合流し、毘灼の刺客と戦うシーン
vs座村戦
漆羽洋児は座村清市の弟子であり、親しい仲にあり、漆羽は座村の強さを尊敬し、師として仰いでいます。
師と仰ぐ座村との師弟対決シーン!
座村と何故対決することになったのか?
座村清市は過去18年前の事件を隠し、六平国重や契約者たちを英雄として擁立したことで成り立つ社会の「偽り」と、それによって若者たちが犠牲になっていく現実を受け入れられませんでした。
さらに、座村はこうした「罪に蓋をした社会」を維持すること自体が新たな悪を生むと考え、自らが手を汚してでもその悪を一掃する覚悟を決めました。
そのため、毘灼との協定を結ぶという一見矛盾した行動を取ることで、まず妖刀契約者たちを排除し、その後に毘灼も滅ぼすという二重の目的を果たそうとしていたのです。
座村は、目的を達成する為に裏切りを行い、漆羽もその対象となったのです。
漆羽と座村との戦いは、師弟の対決として描かれています。
漆羽は座村の強さに挑戦し「居合白禊流」を駆使して戦い、座村の剣技を見切って無理やり共闘するが、最終的に座村に殺害されます。
漆羽洋児は本当に死んでしまったのか!
漆羽と同じように斬殺された六平チヒロは生き返りました。
このチヒロの黄泉がえりは、座村が復讐をやめさせる為の意図的な仕業だと柴さんは推測しています。
柴さんは、「ちひろが生き返ったからもしやと思って司会処理部に連絡してもらったけど漆羽洋児の方は時間が経ってすでに解剖に回されていた。管轄外の人間の関与は基本的に認められんけど、特例 ってことで、今交渉中や、でも向こうから音沙汰がないってことは期待はせんほうがいい。」と話しています。
ということは、生き返る可能性はゼロではないとうことですよね!
それに座村清市の妖刀「飛宗」の不死鳥”雀(朱雀)”の再生能力も気になるところです。
漆羽洋児復活!
漆羽洋児さんは、京都編81話で見事に復活を遂げています。
どのようにして復活を遂げたのか漆羽洋児のコメントを聞いてみましょう♪
俺は……確かに、一度死んでいた…。
医者がそう言うんだ。妖刀「酌揺」との命滅契約も完全に切れていて、理屈の上では、生きているはずがないって。
それでも俺は、こうして目を覚ました。
まるで、不死鳥みたいに……死の淵から蘇った。
医者は「奇跡だ」なんて言ってたけど、俺には理由が見えていた。
あれは、妖刀「飛宗」の“雀”。
慈悲の炎を体内に仕込まれていた……それが、死後に時間差で発動したんだろう。
死を引き金に起動する妖術なんてのは、珍しくない……理屈はわかる。
けど……蘇生だぜ? そんな芸当、18年前の座村さんにはできなかった…。
つまりあの人は、長い年月をかけて力を培ってきたんだ。
俺たち契約者を、この命滅契約の鎖から解き放つために。
ただな、こういう術には決定的な弱点がある。
どれだけ周到に仕込んでいても、術者自身が死んだらその術は消える。
つまり、自分に対しては成立しない。
命滅契約だけを切り離すこの術……座村さん自身は救われない。
わかってるはずなのに、それでも座村さんはそれを選んだ…。
死ぬつもりなんだ。一人で全部背負って、全部終わらせる気なんだ。
契約者も、剣聖の因果も、蠱の呪いも、何もかもを……。
……ふざけんなよ!
あんたを、あんなに追いかけてきたのは誰だと思ってる?
誰よりもあんたを目で追って、食らいついてきたのは……俺なんだよ。俺だけなんだよ!
……なのに。
体が、動かねぇ。
医者の声が遠くで響く。
「命滅契約が解除されて、18年間変形し固定されていた神経が、今元に戻ろうとしているんです。おそらく数日は動けません」
……そんな悠長なこと言ってる場合かよ。
あんたを止められるのは、俺しかいねぇんだよ。
漆羽洋児(うるはようじ)の能力と強さのまとめ
「カグラバチ」漆羽洋児(うるはようじ)の能力と強さを徹底解析!はいかがでしたか。
漆羽は、六平国重への深い敬愛と、国への忠誠を抱く契約者として、その生涯を妖刀「酌揺」に捧げました。
その剣術と人間性は、周囲の人々に影響を与えつつ、彼の成長と苦悩を描き出します。
一度は命を落としながらも、不死鳥のごとく蘇った漆羽洋児さん…その復活劇を目の当たりにした今、彼の今後の活躍に期待せずにはいられません。
以上、「カグラバチ」漆羽洋児(うるはようじ)の能力と強さを徹底解析!をお届けしました。